
VCES岡山理科大イベント20260710
一般社団法人獣医キャリア教育支援機構(代表理事:牛草貴博、所在地:東京都中央区)は、2026年7月10日(金)・7月11日 (土)にの2日間、岡山理科大学 今治キャンパスにて、岡山大学 獣医学部獣医学科と動物看護学科の学生を対象としたキャリア教育イベント「VCESアカデミー@岡山理科大学」を開催しました。
本イベントは岡山理科大学の学生有志が主催し、VCESが企画・運営面で協力する形で実施しました。
1日目は動物看護学科の学生、2日目は獣医学部獣医学科の学生を対象とし、水族館・企業・大学院・災害医療といった多様な現場で活躍する
7名の講師が登壇しました。
さらに両日を通じて、全国18の動物病院・企業・大学が参加する「業界研究会」を併催。
講演で視野を広げ、その場で現場の方と直接話せる場を設けることで、学生の進路選択を具体的な行動につなげることを目指しました。
開催概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日程 | 1日目:2026年7月10日(金)[愛玩動物看護師向け] 2日目:2026年7月11日(土)[獣医師向け] |
| 開催時間 | 1日目:15:00〜18:00 / 2日目:13:00〜18:00 |
| 会場 | 岡山理科大学 今治キャンパス A0227 |
| 主催 | 岡山理科大学 学生有志 |
| 協力 | 一般社団法人 獣医キャリア教育支援機構(VCES) |
| 対象 | 獣医学部(獣医学科・獣医保健看護学科)の学生、大学院生、教職員 |
| 参加費 | 無料 |
1日目:7月10日(金)[愛玩動物看護師向け]
国家資格化から数年を経て、愛玩動物看護師のキャリアはどこまで広がっているのか。動物病院の枠を越えて活躍する3名が登壇しました。
| 時間 | 内容 | 登壇者 |
|---|---|---|
| 15:00〜15:10 | 開会挨拶・趣旨説明 | 牛草 貴博 |
| 15:10〜15:40 | 講演①「愛玩動物看護師として水族館で働く」 | 矢作 茉奈 |
| 15:40〜16:10 | 講演②「愛玩動物看護師 国家資格のその先へ ~チームを支える”動物看護師”になるために~」 | 黒瀬 安寿加 |
| 16:10〜16:40 | 講演③「資格にとらわれないキャリア形成」 | 松永 惟 |
| 16:40〜18:00 | 質疑応答・業界研究会 | 登壇者全員・参加企業 |
| 18:00 | 閉会 | — |
講演①「愛玩動物看護師として水族館で働く」
矢作 茉奈 先生(一般財団法人沖縄美ら島財団 附属動物病院 主事/愛玩動物看護師・学芸員)
沖縄美ら海水族館を運営する財団の附属動物病院という、動物病院とも展示施設とも言い切れない現場から。愛玩動物看護師と学芸員という2つの資格を併せ持つ立場で、海洋生物の医療に関わる日々の仕事と、そこに至るまでのキャリアの築き方をお話しいただきました。
講演②「愛玩動物看護師 国家資格のその先へ ~チームを支える”動物看護師”になるために~」
黒瀬 安寿加 先生(VCA Japan合同会社 PAL動物病院グループ 愛玩動物看護師長)
国家資格を取得することはゴールではなく出発点。看護師長としてチームをまとめる立場から、資格の先にある専門性の深め方、獣医師との協働、そして「頼られる動物看護師」になるために在学中から意識しておきたいことを語っていただきました。
講演③「資格にとらわれないキャリア形成」
松永 惟 先生(アステラス製薬株式会社 研究員)
動物看護の学びを製薬企業の研究職という進路に活かした経験から。資格や学部の枠にとらわれずにキャリアを選ぶという考え方、企業研究職の実際の仕事内容、そして異分野へ進む際に武器になる学びについてお話しいただきました。
2日目:7月11日(土)[獣医師向け]
AI、企業、大学院、災害医療。臨床以外の選択肢を軸に、4名の獣医師が登壇しました。
| 時間 | 内容 | 登壇者 |
|---|---|---|
| 13:00〜13:10 | 開会挨拶・趣旨説明 | 牛草 貴博 |
| 13:10〜13:40 | 講演①「AI時代の獣医師の生き方」 | 牛草 貴博 |
| 13:40〜14:10 | 講演②「企業の学術職として働く」 | 坂本 芽以 |
| 14:10〜14:40 | 講演③「博士進学という選択肢」 | 塚本 雅也 |
| 14:40〜15:10 | 講演④「災害救助犬活動の実態」 | 川畑 健 |
| 15:10〜18:00 | 質疑応答・業界研究会 | 登壇者全員・参加企業 |
| 18:00 | 閉会 | — |
講演①「AI時代の獣医師の生き方」
牛草 貴博(一般社団法人 獣医キャリア教育支援機構 代表理事/獣医師・博士)
生成AIや画像診断支援技術が急速に普及するなかで、獣医師の仕事の何が変わり、何が変わらないのか。臨床・研究・組織運営の経験を踏まえ、これからの獣医師に求められる力と、変化を前提としたキャリアの設計についてお話ししました。
講演②「企業の学術職として働く」
坂本 芽以 先生(富士フイルムVETシステムズ株式会社 学術グループ グループ長 兼 新規事業推進部/獣医師)
動物病院に勤務する以外の道として「企業の獣医師」という選択肢。獣医療関連企業の学術職が担う具体的な業務、獣医学の知識がどのように活きるのか、そして新規事業に関わる立場から見た業界の今後についてご紹介いただきました。
講演③「博士進学という選択肢」
塚本 雅也 先生(大阪公立大学 細胞病態学教室 講師/博士)
卒業後すぐに現場に出るのか、大学院に進むのか。研究者・教員として大学に身を置く立場から、博士課程で得られるもの、研究と臨床の関係、進学を検討する際に考えておきたい判断材料をお話しいただきました。
講演④「災害救助犬活動の実態」
川畑 健 先生(横須賀三浦どうぶつ医療センター 院長/獣医師・MBA)
災害現場で人命を救う災害救助犬。その活動を支える獣医療の実際と、開業獣医師として地域医療・災害医療の双方に関わる意義について、現場での経験をもとに紹介いただきました。
一般社団法人 獣医キャリア教育支援機構(VCES)について
一般社団法人 獣医キャリア教育支援機構(VCES)は、獣医師を志す学生および若手獣医師を対象に、キャリア教育・研修・講演活動などを通じて、多様なキャリア形成を支援する団体です。全国の大学・自治体・動物病院と連携し、獣医師の職域拡大と人材育成を目的とした教育事業を展開しています。
- 代表理事:牛草 貴博
- 所在地:〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町15-7-302
- URL:https://vces.or.jp/